NEWS2024

 

【木南より】能登半島地震伝統工芸職人応援活動について

この度は、能登半島地震伝統工芸職人応援活動にご賛同頂きありがとうございました。本活動は個人的に能登地方と繋がりのあった、PIARASの木南が、年明けすぐに激震地となったショックからいたたまれず何かしたいという思いが湧きあがり実行したものです。

PIARASがお世話になっている伝統工芸の職人さん達に出来ることはないか考え、輪島塗の工程で使われる漆濾しの和紙と、能登仁行和紙楮紙を使ったご朱印帳を作ることでその参加費の全額を応援金として、輪島塗の塗師屋「大崎漆器店」大崎四郎さん、能登仁行和紙職人の遠見和之さんにお届けしようと取り組みました。また、応援金をお振込み下さる方もあり、3月15日の段階で46人、286,000円が集まっております。
活動は3月末で終え、5月以降、現地のご迷惑にならないことを確かめた上で赴き、お寄せ頂いた応援メッセージと共にお手渡ししたいと考えております。

国指定の有形文化財でもある大崎漆器店の住前職後の工房はほぼ全壊となり、国産漆を保管している土蔵にはまだ手が届かないそうです。また、輪島市の内陸にある遠見さんは手漉き和紙工房の倒壊は免れたものの、手漉き和紙用具が破損、3月になってもライフラインの復旧は行き届いていないとのことです。なるべく早く安心出来る生活を取り戻し、復興に進んで頂きたいと思います。

なお、応援金でご協力頂いた皆様には感謝の記しとして、能登仁行和紙の遠見さんの草木染和紙を使ったアロマスタンドをお送りいたしました。多くの方の善意の気持ちが能登ばかりでなく、広く日本中の平和へと広がっていくことを願っております。ありがとうございました。

2024年3月16日
特定非営利活動法人PIARAS
木南有美子

【レポート】初声小6年生が自分で漉いた和紙に揮毫!神奈川新聞と日刊三崎港報にも掲載

国産楮の活用を目指したPIARASの楮栽培支援活動で、特に大きく花が開いた神奈川県三浦市の市民活動。2019年に畑の片隅に苗を植えてから4年というスピードで、ひとつの事業が完結!
2022年12月三浦市立初声小学校の4年生・5年生(当時)に向けて「日本の伝統工芸品手漉き和紙」のお話をさせて頂いてから、2023年度中で、楮刈り、楮蒸し、(煮熟)、叩解、チリより、紙漉き、(圧搾・干し)を体験し自分の和紙を完成しました。
2024年2月29日、一連の作業の締め括りとして、進級した6年生が自分で漉いた和紙に一文字に思いを込めて揮毫する授業がありました。
この最後の仕上げを見届けるために「三浦手漉き和紙を考える会」(角田会長と中心メンバー5名とコーディネーター兼同会顧問PIARAS木南)が招待され授業参観。その後八巻貞司校長直筆の「感謝状」が生徒代表から授与され、6年生全員から‘ありがとう’の意味を込めたYOASOBI「ハルカ」合唱のプレゼントを頂きました。
3月1日付「神奈川新聞」、3月5日付「日刊三崎新報」にも当日の模様が掲載されています。
この6年生は、3月に卒業します。約1年にわたった和紙作り体験活動を通して、学びや気づきが沢山あったのではないでしょうか。そして、私達も多くの感動を頂きました。6年生の皆さんありがとうございました。
小学校を後にして、三浦市吉田市長を訪問。和紙を通した新たな市民活動の成果をお伝えし記念写真を撮らせて頂きました。
手漉き和紙制作指導を頂いた、小川和紙 「久保製紙」 久保孝正さん、体験用漉き簾をご提供頂いたモーリ様、三浦市関係者各位、人々の繋がりがひとつの形になりました。ありがとうございました!

 

能登半島地震伝統工芸職人応援のじゃばらマイブック制作と募金のご報告

PIARAS主催の能登半島地震伝統工芸職人応援ワークショップを2月4日(日)と3月2日(土)に開催いたしました。
頂いた会費は全額応援金として、日本の伝統工芸品漆器を代表する輪島塗の老舗塗師屋「大崎漆器店」の大崎さんと、能登の風物を取り込んだ和紙作りの「能登仁行和紙」の遠見さんのお2人の職人さんにお渡しいたします。
ワークショップにご参加下さった方だけでなく、応援金を出して下さった方を含め、
計43人の皆様にご賛同頂き、トータルで合計266,000円が集まっております。
双方の職人さんに応援の気持ちを伝えたい方に向けて、3月末まで振込形式での募金も受け付けております。

 

【募金 受付口座】
銀行名:みずほ銀行 広尾支店 (普)2061280
口座名義:特定非営利活動法人 PIARAS

 

【お問い合わせ】
メール:info★piaras.org
(★を@に変更してください)

 

【今後の予定】
・頂いた応援金を等分して大崎さん、遠見さんに手渡しいたします。任意で頂いたメッセージは、大きめの用紙でコピーを取り、受付名簿と共にお渡しします。
・4月~5月頃、お手伝いも兼ねて能登に訪問し、お手渡しする予定でおります。
・10月に予定しているPIARASベア展(PIARAS主催、@小津和紙ギャラリー)では、能登半島復興支援展示コーナーを設け、皆さんに書いて頂いたメッセージを展示させて頂きたいと考えております。詳細はPIARAS公式Facebookページ、または公式サイトで共有させて頂きます。
・じゃばらマイブックレッスン受講以外で応援金を頂いた方には、遠見さんの和紙を使ったアロマスタンド(手作り)を順次お送りいたします。しばしお待ち頂ければと思います。

 

  

3/2小津和紙「漆濾し和紙を使ったじゃばらマイブック制作」と募金活動のお知らせ

モノ作りで気持ちを伝えるチャリティー企画のお知らせです。
募金するだけでなく、実際に職人さんが携わったモノに触れ、使うことで応援の気持ちを伝えます。
職人さんの手仕事を味わい感じることで、なぜこの地でこれが作られたかの意味も含めて応援する企画です。輪島塗の漆濾し和紙(漆芸の副産物)、能登仁行和紙の2種類の伝統工芸品に関わる素材を使うもの作り。会費は全額寄付(輪島塗と手漉き和紙の職人さんに等分)いたします。
合計71,000円が集まった初回の2/3開催に続き、第2回を開催します。ぜひご参加ください!

 

【漆濾し和紙を使ったじゃばらマイブック制作】
日時:2024年3月2日㈯15時~17時
会場:小津和紙 2階第四教室(東京都中央区日本橋本町3-6-2 小津本館ビル)
会費:5,000円(全額支援金としてお届けし、ご報告いたします)
定員:10名(募金だけの受付も会場で行い、ご支援頂いた方のリストを作って職人さんにお渡しいたします)
主催:特定非営利活動法人PIARAS

 

能登半島で継承されている漆芸と手漉き和紙を応援する企画です。日本の伝統工芸品漆器を代表する輪島塗の老舗塗師屋「大崎漆器店」から分けて頂いた漆濾し和紙、能登の風物を取り込んだ和紙作りの「能登仁行和紙」。両方を使用したオンリーワンのノート制作です。
岩手県浄法寺産(国産)漆100%を濾した和紙の色合いは高級感に溢れており、珍しいプレゼントとしても最適です。
この二つを使用することで、被災地の文化支援として双方の職人さんに全額を二等分して寄付する予定です。職人さんが長い年月継承し続けた仕事を応援したい、皆さんの気持ちを形にします。

 

また、当日は参加が難しいけれども双方の職人さんに応援の気持ちを伝えたい方に向けて、振込形式での募金も受け付けております。

 

【募金 受付口座】
銀行名:みずほ銀行 広尾支店 (普)2061280
口座名義:特定非営利活動法人 PIARAS

 

 

香港NGO団体の日本文化体験で【漆濾し和紙のじゃばらマイブック】レッスンを開催(1/19)

東京の和紙専門店の小津和紙で、香港NGO団体の日本文化体験のひとつとして、【漆濾し和紙のじゃばらマイブック】レッスンを行いました。
使用予定の和紙が石川県輪島市「大崎漆器店」の漆濾し和紙と 「能登仁行和紙」だったこともあり、説明には能登半島の自然の豊かさと、元旦の地震の事にもふれました。20代前半の日本文化に興味のある若者が集まり、みんな丁寧、個人で工夫する人も出て和気あいあい、Enjoyしていました。
講師には、PIARAS海外担当で、香港在住歴5年のオニール陽子先生。
手漉き和紙体験チームと合流して記念撮影も。
小津和紙 様、ありがとうございました!

 

1/23~27小津和紙企画展「吉野匠展」特産品販売のお知らせ

皆様、日本の手漉き和紙を広く知って頂く活動をしているPIARASです。
1月23日(火)~1月27日(土)に東京日本橋の小津和紙で行われる吉野町商工会主催【吉野匠展】で販売される特産品のご案内をさせて頂きます。
歴史と文化の町“吉野”に触れる展示販売、ご来場をお待ちしております!
会場では、吉野の皆様と共に、PIARASスタッフもお客様のご対応をさせて頂きます!

小津和紙はこちら→ https://www.ozuwashi.net/

🔶特産品のご紹介🔶
①吉野ごま豆腐 3ヶ入 林とうふ店
吉野くずを使用した人気のごま豆腐!
もっちりとした食感をわさび醤油でお召し上がりください。
②極細素麺『奥吉野 高原の糸』5束入り 貝谷製麵所
三輪素麺のカテゴリーにおいて最上級とされる『緒環・神杉』に属する、銀帯の高級素麺です。 極細でありながら、しっかりとしたコシがあります。
   
③太つくり『奥吉野 高原の糸』5束入り 貝谷製麵所
昭和天皇が吉野山にお越しになった際に献上させて頂いた、太つくりです。 一般的なスパゲティやひやむぎ程の太さで、もちもちした食感もあり、しっかりとしたコシもあります。
④つぼそうめん 貝谷製麵所
素麺を干す際に固定する上下のステンレス棒にかかっている、『わ』の部分です。 細い部分と太い部分があるため、おもしろい食感になります。 薄目に仕上げたお味噌汁に投入し軽く茹でて召し上がっていただくほか、塩分もありますので素揚げにしておつまみにも!
PIARASは吉野町商工会【吉野匠展】の運営を応援しております。
⑤桜花漬  以下すべてTSUJIMURA
春の風物詩。新鮮な桜の花を贅沢に使用し、甘酢の中で丁寧に仕上げました。繊細な花びらがほんのり甘酸っぱく、食卓に春の息吹を運んできます。風味豊かで美しい桜花漬け、心を込めてお届けします。

⑥葛菓子 みよしの
厳選された国産の葛を使用し、伝統の技で手作り。上品な甘さで贅沢なひとときを演出します。季節ごとに変わるバリエーションもお楽しみいただけます。日本の美味を詰め込んだ葛菓子、心温まる味わいをお届けします。
⑦葛湯 5個入り
5つの味わい葛湯
四季折々の味わいが揃いました。プレーンはシンプルながら懐かしい味わい。抹茶は抹茶の濃厚な風味が広がります。柚子はほのかな柚子の香りと爽やかな酸味が特徴。しょうがは身体を温める辛さが心地よい一杯。おしるこはほっこりとした甘さが広がります。一杯一杯、丁寧に仕上げた葛湯でほっと一息ついてください。
⑧柿の葉寿司7個入り 鮭鯖 柿の葉寿司やっこ
近海で獲れた鯖を海のない奈良、とりわけ山の奥にある吉野まで運ぶために塩でしめ、防腐効果のある奈良名物の柿の葉で包んで作られる、先人の知恵が詰まった伝統食です。
⑨文様割箸 寺本木材
日本古来の文様の彫刻を施した「文様割箸」。長い歴史に培われてきた「文様」には各々に意味があります。それぞれのシーンに合わせた贈り物としてご利用いただけます。
⑩文様コースター 寺本木材
市松模様、七宝文様、麻葉文様、亀甲文様、矢羽根文様、桜散し文様があります。

参加募集!2/3、3/2チャリティー企画「漆濾し和紙を使ったじゃばらマイブック制作」

能登半島で継承されている漆芸と手漉き和紙を応援する企画です。
日本の伝統工芸品漆器を代表する輪島塗の老舗塗師屋 「大崎漆器店」から分けて頂いた漆濾し和紙、能登の風物を取り込んだ和紙作りの 「能登仁行和紙」。両方を使用したをオンリーワンのノート制作です。岩手県浄法寺産(国産)漆100%を濾した和紙の色合いは高級感に溢れており、珍しいプレゼントとしても最適です。 この二種類の和紙を使用することで、被災地の文化支援として双方の職人さんに全額を二等分して寄付する予定です。職人さんが長い年月継承し続けた仕事を応援したい、皆さんの気持ちを形にします。
内容:【漆濾し和紙を使ったじゃばらマイブック制作】
日時:
2024年2月3日(土)15時~17時
2024年3月2日(土)15時~17時
会場:小津和紙 2階第四教室(東京都中央区日本橋本町3-6-2 小津本館ビル)
会費:5000円(全額支援金としてお届けし、ご報告いたします)
定員:10名(募金だけの受付も会場で行い、ご支援頂いた方のリストを作ってお渡しいたします)
主催:特定非営利活動法人PIARAS
モノ作りで気持ちを伝えるチャリティー企画です。
お問い合わせ:TEL:03-3663-8788 担当:小津和紙
  
2024年1月11日