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★2024年のニュースはこちら

初声小の講演が「神奈川新聞」に掲載(12/20)

2022年12月20日、「三浦手漉き和紙を考える会」の主催で、三浦市立初声小学校の4・5年生約150名を対象にPIARAS木南が手漉き和紙について講演した模様を掲載いただきました。5年生は、2023年3月に小学校で栽培した楮の皮はぎや刈り取りを体験する予定とのことです。

詳細はこちら

 

三浦市初声小学校にて講演(12/13)

2022年12月13日、PIARASと「三浦手漉き和紙を考える会」が連携して和紙作りに取り組んでいる三浦市立初声小学校に伺い、4年生・5年生を対象に「総合的な学習の時間・和紙のお話会」の外部講師として、PIARAS木南が三浦手漉き和紙のSDGs活動も含めお話をして参りました。

4年生「国語」(下)光村図書刊には、和紙文化研究会副会長の増田勝彦先生が書かれた「世界にほこる和紙」が載っています。丁度授業で学習したばかりの4年生と学校の花壇で楮の手入れをしている5年生は、和紙に関する興味も高く質問時間にも沢山手が上がりました。
PIARAS親善大使就任以来三浦和紙の活動に関わっている河内愛稀さんも参加されました。

●お話の内容●
・ユネスコ無形文化遺産に登録された手漉き和紙はどういうものか
・和紙はどんな事に使われているか
・伝統工芸品の課題
・三浦手漉き和紙のお話
・日本に点在する手漉き和紙の里
・伝統とは

三浦手漉き和紙を考える会 では、初声小学校の花壇で育てた楮で作った和紙で卒業記念品を作る計画。これからが楽しみな三浦の楮です。

 

小津和紙企画展「吉野匠展」(1/24~28

 
奈良県産の吉野和紙を始め、吉野の文化、美味しいもの、匠の技が結集した展示が、久しぶりに開催されます。文化的美術品修復の手漉き和紙として有名な吉野の宇陀紙や草木染和紙、柿の葉寿司、吉野葛菓子、吉野杉箸など、吉野町の総力結集です。和紙関係者にはお馴染みの小津和紙さんで開催。
PIARASの「楮栽培支援活動」のパートナーである福西正行さん(福西和紙本舗)。その手により生み出される伝統的な製作技術に基づいた高品質な手漉き和紙や、和紙を使用した活動をサポートしております。当日はPIARASスタッフも会場にてお待ちしておりますので、ぜひお越しください!

日時 2023年1月24日(火)~28日(土)10:00~18:00※最終日は16:00まで
会場 小津和紙ギャラリー(東京都中央区日本橋本町3-6-2)

内容
▪️特産品販売(チラシ参照)
 
▪️ギャラリートーク
日時:1月27日(金)①13:00~②14:00~
①「吉野山の桜と歴史」吉野山観光協会
②「吉野和紙~本物の魅力と可能性~」福西正行さん(福西和紙本舗六代目)

▪️「吉野和紙」手漉き体験
日時:1月25日(水)~28日(土) (時間はチラシ参照)
指導:福西正行さん(福西和紙本舗)
費用:体験料+材料費 1,500円(税込)ハガキ8枚分または証書サイズからお選びいただけます。
各回定員5名様

▪️「吉野和紙の灯り作り」ワークショップ
日時:1月26日(木)15:00~16:30 
指導:坂本尚世さん(あかり作家)
費用:体験料+材料費 4,500円(税込)
定員8名様
 

予約・お問い合わせ:小津和紙  TEL  03-3662-1184

※クリックすると拡大します

いたばし結まつりに出展します(11/27)

PIARASは、いたばし総合ボランティアセンター の登録団体として、第9回 いたばし結まつりに参加いたします。楽しみながら市民のみなさんとの出会いや学びを得られるイベントです。当日は、ワンコインで購入できるような、和紙グッズをご用意してお待ちしております!
 
日時 2022年11月27日13:45~16:20
会場 区立グリーンホール(東京都板橋区栄町36-1)
   最寄駅 東上線大山駅 都営三田線板橋区役所前駅
   ※入場無料
主催 いたばし結まつり実行委員会
   いたばし総合ボランティアセンター

詳しくはこちら

麻布図書館で日本再発見講座を開催しました(11/19)

2022年11月19日、東京都港区立麻布図書館の企画「SDGs×日本再発見講座」をPIARASが行わせて頂きました。会場に入ると、麻布図書館収蔵の和紙関係の書籍がずらりと並んでおり、さすがなお気遣い。
 昭和58年に東京都モデル商店街の指定を受けた麻布商店街の一角に麻布図書館があります。江戸時代初期、土地が低く水の多かった麻布周辺では和紙が作られていたと言います。麻布の名の由来は、当時 麻を多く作り麻を織り、紙を漉いて“麻お紙”と呼んだため――と言われています。ひと昔に和紙が作られていたその場所で、手漉き和紙のお話が出来ることに感謝いたしました。
 
 第一部の講義では、和紙で日本を旅すると題し、いろいろな和紙産地を説明したりPIARASが取り組むSDGs活動、和紙循環を目指す「楮栽培支援活動」についてお話しました。
 第二部では、岩手県花巻市の楮がしっかり絡まった丈夫な楮紙(成島和紙)で封筒作り。水彩絵の具等でつけた模様に、水を垂らしてぼかしを作るなど、手漉き和紙が持つ特徴を知って頂く装飾ワークショップを行いました。
 また、PIARAS親善大使2021の河内愛稀さんもご参加、ご自身で作られた素敵な封筒を持って大田茂館長様と記念撮影です。ご参加された皆様も様々に創意工夫して楽しんでいらっしゃいました。
 今回、企画からご一緒下さいました大田館長様、手漉き和紙の講座を取り上げて下さりありがとうございました。
 
 講座内容:
  第一部 手漉き和紙でSDGs 木南有美子
  第二部 和紙の封筒装飾ワークショップ オニール陽子
 

 

 

 

赤塚植物園でのワークショップ&企画展「手漉き和紙の原料の楮を知ろう」に協力しました(11/5~12)

 2022年11月5~12日、PIARASが協力した東京都板橋区立赤塚植物園の企画展「手漉き和紙の原料の楮を知ろう」が無事に終了いたしました。
 展示だけでなく、ガラスに和紙デコレーションの体験ができたり、楮ツリーの展示をしたりと楮の繊維と軸をいろいろ見て頂くと同時に、手漉き和紙の里を訪ねる旅でお世話になった日本全国の手漉き和紙産地をデジタルサイネージで紹介いたしました。
 三浦手漉き和紙を考える会様より送られた楮は、しばらく鉢で育てた後に地面にの下ろすとのお話でした。ここでも手漉き和紙が人の繋がりを作ったようです。
 第三回PIARASワールドベアコンテスト2022の受賞作も展示し、PIARASのさまざまな活動をお伝えすることができました。
 板橋区立赤塚植物園様、各種ご用意や調整を対応くださりどうもありがとうございました。
 

 

当日配布資料※画像をクリックすると拡大します

 

受賞作発表!「第三回PIARASワールドベアコンテスト2022」

全52作、下は6歳から上は66歳まで幅広い年代の方から、芸術の秋の創作欲をかきたてるようなバラエティ豊かな作品を応募いただきました!ご参加いただいた皆様、どうもありがとうございます!今回の受賞を、お友達やお知り合いの方にもご自身のSNSなどでぜひお知らせしてくださいね!

 

【グランプリ】 「冷え性くまちゃん」 山本京子さん(東京都)
グラデーションが綺麗に出るように工夫しました。

 

【手漉き和紙の匠賞】※受賞者五十音順
「吉野和紙ベア」 河内愛稀さん(東京都)
吉野和紙をメインに様々な青色の和紙を張り重ねて奥行きを出しました。色んな産地の和紙を使っても喧嘩することなく混じり合っている所が気に入っています。

「ふわもこベア」 小関紀子さん(東京都)
和紙の繊維が分かるように、たくさんちぎって貼りました。

 

【ワークショップ賞】※受賞者五十音順
「レインボーベア」  香取玲那さん(東京都)
虹に染まったようにカラフルに仕上げたところ。羽をつけたところ。

「カラフルベアー」  相馬暢仁さん(東京都)
手すき和紙のざらざらしていて、色がカラフルなところが気に入っている。

「絵描きパパ」  藤田純麗さん(東京都)
ベレー帽とネクタイでパパを表しました。

 

【審査員特別賞】
「イギリス/近衛兵」  植田始さん(奈良県)
和紙以外の材料を最小限に作成致しました。

 

【PIARAS賞】
「Gift」  柿田祐子さん(宮城県)
和紙だけで花束をどのように作ったら、良いかわからなかったが、それなりに見えるように、できた。後からみた羽根が気にいっている。

 

【フォトジェニック賞】
「巨匠のパンフルートコンサート」  日本ルーマニアパンフルート協会さん(東京都)
世界的パンフルート奏者、ゲオルゲ・ザンフィル氏のベアを作りました。80年にルーマニアから初来日し、日本ルーマニアパンフルート協会の名誉会長も務めるなど日本にも親交があるザンフィル氏。本人が実際に使っているビッグなパンフルート、ピンク色のジャケットと、小脇に抱えた楮のレコードケースでザンフィルらしさを表現しました。

 

【キャラクター賞】
「ハッピーハロウィン」  府川亜希子さん(東京都)
金箔の羽が気に入っております。

全応募作品はこちら ※クリックすると拡大します

 

麻布図書館「手漉き和紙でSDGs ―手漉き和紙のお話とワークショップ」

皆さんが知っている麻布十番商店街、こんなところに図書館が!
 
【ワークショップ】
  日時 2022年11月19日(土) 14:00~15:30(13:30受付開始)
  会場 麻布図書館 5階視聴覚室(東京都港区六本木5-12-24)
  内容 第一部 日本再発見講座 手漉き和紙でSDGs 和紙で日本を旅する
     第二部 手漉き和紙封筒つくりと装飾アイディア
          実務的に利用できる封筒作り
           ・50種類以上の色和紙の中から好きなものを選んで作る
            筆ペン、水筆、スタンプ、マスキングテープ、
            絵具など、身近にある文具を利用したオリジナル封筒
 
  お申込み 麻布図書館に直接お問い合わせください。
  Tel:03-3585-9225
 

板橋区立赤塚植物園にてワークショップ&展示【手漉き和紙の原料の楮を知ろう】

11月6日から始まる赤塚植物園主催のイベントに協力し、手漉き和紙の原料のひとつ、楮をテーマにしたユニークなワークショップと展示をします。伝統工芸品の手漉き和紙を素材から知るアプローチです。
植物園内には和紙原料のミツマタやカジノキもありますので、展示と合わせて観察いただけます。
すぐ近くに、東京大仏、板橋美術館もありますので、秋の文化的散策で足をのばしてください。
 
【ワークショップ】
  日時 2022年11月5日(土) 13:30~15:00
  会場 板橋区立赤塚植物園 ウェルカムセンター内 森のアトリエ
                     (東京都板橋区赤塚5-17-14)
  内容 楮のミニクリスマスツリーを作ろう
  会費 3,500円
  定員 12名
  条件 区内在住、在勤、在学の小学生以上 付き添い参加は1名まで
 
  申し込み締切 10月26日(水)
  申し込み・お問い合わせ 赤塚植物園 TEL 03ー3975ー9127
 
 
【展示】
  日時 2022年11月6日(日)~11月12日(土) 9:00~16:30 ※7日(月)は休園日
  会場 板橋区立赤塚植物園 
  内容 パネル展示 映像上映
  入場料 無料
 
 
主催 板橋区立赤塚植物園
協力 特定非営利活動法人PIARAS
お問い合わせ 赤塚植物園 TEL 03ー3975ー9127
 
 
 

 

「三浦手漉き和紙を考える会」初声小学校で楮の苗木植えを実施、「神奈川新聞」にも掲載

 
PIARASの楮栽培支援活動の一貫でコーディネーターとしてサポートしている、神奈川県三浦市での「三浦手漉き和紙を考える会」。
 
このたびその取り組みが広がり、三浦市北西部にある初声小学校の八巻貞司校長のご理解・ご共感のもと、2022年9月21日に、5年生の児童たち74名による楮苗12本の学校花壇植樹が行われました。児童が手入れをして育てた楮で、卒業時に記念となる和紙を作るプログラムを考えてくださっています。
神奈川新聞」地域18面(9月22日付)でも大きく取り上げていただきました。
 
 
三浦手漉き和紙を考える会の楮畑は、三浦市初声という場所にあります。NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」中心となる御家人、侍所別当 和田義盛が統括していた土地でもあり、史跡も多く残されています。和田城跡、和田義盛の墓など周辺には観光スポットが点在しています。
 
三浦市は、昔から農業と漁業の一次産業従事者が多い地域。水産業の子供に対する教育プログラムは進んでいるものの、農業については主たる取り組みがなく、今年8月に行った吉田市長表敬の際には、「手漉き和紙作りが三浦の農業を理解する教育に繋がるのでは」とのお言葉を頂いていました。
 
初声小学校は「総合的な学習の時間」のテーマとして『ふるさと初声』を掲げ、児童による探求的な学習に取り組んでいます。学校の教育目標は『自ら学び 未来を創る初声っ子』。それを達成するために家庭・地域との連携・協働「開かれた学校づくり」の活動を進めています。
 
「手漉き和紙が地域の繋がりを作る」活動が、教育目標及び地域を大切にしていく教育活動の実現に、非常に有効な取組みであること、『初声小の伝統の活動』になりうると考えて受け入れてくださったそうです。また随時、経過を紹介していきます。
 
◆本活動のご協力◆
三浦市市民協働課 様
埼玉県小川和紙 久保製紙 様
株式会社モーリ 様
初声小学校 様

 

「第三回PIARASワールドベアコンテスト2022」作品募集開始!(9/1)

今年もとうとう始まります、「PIARASワールドベアコンテスト」!PIARASでは、子どもから大人まで、創作意欲あふれるあなたが楽しめるオンラインコンテストを開催。PIARASベアと手漉き和紙を使って作った、あなたのベアの写真を送ってください!過去のワークショップで作っていただいたり、夏休みの宿題で作ったベアも大歓迎。ベアに込めた思いも審査のポイントになります。
 
 
 
[グランプリ賞品]
PIARASベア10個をプレゼント!~
このほか、ワークショップ賞、制作テーマ賞、審査員賞など各受賞作は、1年間ベアの代表として公式サイトSNSなどでご紹介します!

※「PIARASベア」とは:


[エントリー方法]※エントリー無料※

こちらの応募フォームより、PIARASベアを使った作品の全身写真(正面、横向き、背面)を3枚セットでご送付ください。
※写真のファイルサイズは【1枚につき3MB以内】とする。
※ベアは、【写真全体の3分の2程度の大きさ】とする。
 
写真審査後、本審査に進むベアを選出、作品実物をPIARAS本部に送って頂き、最終審査を行います。
※写真1次審査通過後、2次審査に進まれる方には、ベア現物を事務局宛にご送付いただき、エントリー料1,000円をお振込みいただきます。こちらはベア本体ご返却の宅急便費用等に使わせて頂きます。

[応募条件]
手漉き和紙を使用すること。オリジナル作品、未発表作品であること。(過去に応募したものはNGですが、イメージを変えたリメイクベアはOKとする。)
ベア製作キットをご購入いただくか過去のワークショップで作った作品も、出品可能です。
 
 
募集期間 2022年9月1日(木)~10月20日(木)
審査期間 2022年10月21日(金)~10月31日(月)
審査発表 2022年11月7日(月)PIARAS公式サイトにて発表
 
 
2021年度(第二回)グランプリ作品
いろいろな産地の未晒楮紙が使われています!
 
 
第二回PIARASワールドベアコンテスト2021PV:


審査員:PIARAS賛助会員、手漉き和紙親善企業、和紙アーティストの皆様
主催:特定非営利活動法人PIARAS―手漉き和紙を普及する会―
大会責任者:木南有美子 実行委員長:オニール陽子
 
 

「タウンニュース」三浦和紙に円徳寺住職が賞状と曼荼羅を揮毫(8/25)

PIARASがコーディネーターとして参画した、三浦市矢作区の市民団体「三浦手漉き和紙を考える会」による楮栽培支援活動。今回、円徳寺の村山智洋住職が完成した三浦和紙に賞状と曼荼羅を揮毫し、また三浦和紙のさらなる繁栄を願って祈祷くださったことが紹介されています!

記事リンクはこちら:円徳寺・村山住職「広がれ三浦手漉き和紙」繁栄願い揮毫と祈祷

 

三浦和紙完成で三浦市長へ表敬訪問(8/16)

2019年より、三浦市初声町和田では「三浦手漉き和紙を考える会」の前進となる楮栽培が始まり、この活動のコーディネーターとして関わってきたPIARAS。
 
今年、三浦の楮を使って漉いた和紙に、日蓮宗「円德寺」(三浦市初声) の村山ご住職が賞状と曼荼羅を書いてくださり、このたび、吉田英男三浦市長にご報告のため表敬訪問に行ってきました。三浦市市民協働課の皆様、ご調整ありがとうございました。PIARAS親善大使(ミスワールドJAPAN2021 「日本伝統文化賞」)の河内愛稀さんも同席されました。
三浦市の特産品である大根とマグロを持った PIARASベア の「シロクマワッシー」もお渡ししてきました!
 
PIARASは、何代も続く伝統の産地紹介活動の他に、国産和紙原料にも目を向けております。三浦市には和紙産地としての歴史はないようですが、新たな土地で伝統的な方法により和紙が作られる事は、とても意味のあることだととらえております。
 
写真撮影の時だけ、マスクを外しております。
ご協力企業
有限会社 久保製紙 様 和紙制作指導
株式会社 モーリ 様 漉き簀のご提供 
 
 

 

 
 

 

「タウンニュース三浦版」に三浦和紙の活動が掲載(7/22)

PIARASがコーディネーターとして参画した、先日の神奈川県三浦市での楮栽培支援活動による「三浦和紙完成」について、地域情報紙「タウンニュース」に掲載されました。当日の模様が紹介されています!

記事リンクはこちら:“三浦和紙” 「市民の手で完成 味のある風合いに大満足

 

手漉き和紙でオンリーワンベアを作ろう!「いたばし夏ボラ2022」

10周年を迎えたPIARASは、お陰さまでお声がけを多く頂き、自治体主催の活動も増えております。
今回、いたばし総合ボランティアセンター様主催のイベント「夏ボラ2022」で
昨年に好評をいただいた、手漉き和紙を使ってPIARASベアが作れるワークショップを開催!
子供から大人まで、男女どなたでも参加できます。ぜひお申し込みください!
 
・日時:
7月23日(土)10:00~11:30
7月25日(月)14:00~15:30
7月27日(水)14:00~15:30
7月29日(金)14:00~15:30
 
・場所:いたばし総合ボランティアセンター(東京都板橋区本町24-1)
 
・会費:2,000円(キット代/1個)
 
・参加申込みフォーム:
 
 
 

アーテック様への制作協力商品「花の間」が「インテリアライフスタイル展」で展示

PIARAS木南がアーテック株式会社様の商品開発で和紙花の制作に協力した本美濃紙のインテリア商品「花の間」が、2022年6月1〜3日に開催された東京ビッグサイト「インテリア ライフスタイル」展で展示されました。
アーテック代表の久家様は、美濃和紙価値向上研究会のメンバーとして様々な分野の方と新しい和紙の使い方に取り組んでいらっしゃいます。
「花の間」は、ユネスコ無形文化遺産の本美濃紙の柔らかくて繊細な美しさを生かし、ひとつひとつを手作業で製作しています。桐箱ごと、花一輪を花瓶に入れてディスプレイとして飾ったり、ギフトにもピッタリ。
ほかにも、和紙に蝋引き加工をしたお洒落なワックスペーパーやカラフルな水引などいろんな商品が展示されていました。
 

PIARAS親善大使の河内さんも見学に駆けつけました!

 

母の日に向けて、二俣和紙の特製カーネーションブーケを使った商品が販売中(エモントレーディングカンパニー様)(4/30)

輸入食材を扱うエモントレーディングカンパニー様が、母の日の商品企画に和紙花を取り入れてくださいました。
フランスのパリ周辺・ボルドー・ブルゴーニュと各地方の伝統菓子の詰め合わせに、石川県の職人による手漉き和紙(二俣和紙)で作った特製カーネーションを添えたスイーツセットなどが販売されています。
商品のパッケージカラーに合わせたカーネーションをご用意。職人が手を惜しまずに作り上げたフランスのチョコレート「レザンドレオソーテルヌ貴腐」など、原材料から丁寧に選び作られる過程は、日本の伝統工芸品と同じです。
手作りならではの温かみある1輪&オリジナルラッピング、オリジナルメッセージカード付きで届けられます!
 
※数量限定販売、予約期間:5月2日10時59分まで
 
 

「タウンニュース三浦版」に三浦和紙の活動が掲載(3/18)

PIARASがコーディネーターとして参画した、先日の神奈川県三浦市での楮栽培支援活動が地域情報紙「タウンニュース」に掲載されました。当日の模様や活動の経緯が紹介されています!

記事リンクはこちら:市民が挑む“三浦和紙”作り 「社会参加のきっかけに」

三浦市の楮栽培支援活動を実施しました(3/7)

PIARASがコーディネーターとして参画している、神奈川県三浦市での楮栽培支援活動を実施しました。3年経って伸びた楮の、刈り取り、蒸し、皮剥ぎ、黒皮取りをはじめとした手漉き和紙原料作りの第一歩を皆でチャレンジ!

新型コロナウイルスの影響でなかなか会合する機会が持てない昨今に、明るいお天道様の下で海風に心地よく吹かれながら、コロナと花粉症どちらにも対応出来るマスクを付けて実施。思ったより沢山の楮の収穫で、育った楮は自由奔放に伸び放題だったので枝を払う手間もかかりました。

「手漉き和紙がコミュニティーを作る」という貢献が出来ることを三浦市の皆さんが行動で証明してくださっている「三浦手漉き和紙を考える会」。
また、PIARAS親善大使の河内愛稀さん(ミス・ワールド・ジャパン2021日本伝統文化賞)も参加いただきました。河内さんは、日本在住の難民への学習支援を行う一環で難民に手漉き和紙や日本文化を伝えることを企画中です。
ほかPIARASスタッフ含め、のべ人数17名が集まって作業しました。

今回の三浦での活動のきっかけは、埼玉県の小川和紙を手がける久保製紙さんから、余った楮苗をご提供いただいたことでした。また、愛媛県で製紙原料卸・紙製品販売を行うモーリ様からは紙漉き体験用の漉き簀をご提供いただくなど、様々な方々からご協力をいただきました。

ご協力企業
有限会社 久保製紙 様 和紙制作指導
株式会社 モーリ 様 漉き簀のご提供 

 

 

 

三浦市の楮栽培活動日変更のお知らせ

先日お知らせした、PIARASがコーディネーターとして関わっている神奈川県三浦市での楮栽培活動日が、コロナウィルス対策で以下の日程に延期となりました。

変更後:3月7日(月)13~17時
※こちらは地元関係者による活動のため、県外一般の方のご参加は出来ませんのでご了承ください。

ライブ動画を活用して、リモートで、埼玉県の小川和紙を手がける久保孝正さんから楮の育て方などのアドバイスや楮の苗を頂くなどご協力頂いております。写真は、昨年11月の現場視察の様子です。

3年経って伸びた楮の、刈り取り、蒸し、皮剥ぎ、黒皮取りをはじめとした手漉き和紙原料作りの第一歩を、地元の皆でチャレンジ!YouTubeやInstagramで和紙原料処理の様子を見て、身近にあるもので工夫出来ないか検討しつつ準備を進めていらっしゃいます。

協力企業:有限会社久保製紙様、 株式会社モーリ様

 

「ミス・ワールド・ジャパン2021日本伝統文化賞」河内愛稀さんがPIARAS親善大使に!

PIARAS手漉き和紙親善企業様として、手漉き和紙の普及に沢山のご協力を頂いているミス・ワールド・ジャパン。ミスコンテストでの日本伝統文化賞も設置するなど、文化継承や海外発信も担っていらっしゃいます。

そして、今年は「ミス・ワールド・ジャパン2021日本伝統文化賞」受賞者の河内愛稀さんがPIARAS親善大使として、PIARASベアやイベントなどのさまざまな活動に登場!SNSも活用し、和紙のプロモーションをサポートいただきます。

・プロフィール:
河内愛稀(かわち・あいき)
1994年1月21日生まれ
ミス・ワールド・ジャパン2021日本伝統文化賞
フィリピンと日本のハーフとして、難民の学習支援を行っている。
 
・メッセージ:
この度PIARAS親善大使に任命いただいた事、とても光栄に思います。1400年もの長い歴史の中で培われてきた日本の伝統、和紙についてここで学んだ事を、大使として責任を持って広めていきたいと思っております。現在、難民を支援する活動をしているのですが、来日した外国人の方に和紙の活動を通し日本の素晴らしさを伝えると共に、難民の存在や置かれている環境を一人でも多くの方に知ってもらいたい。そんな平和の心を繋ぐ活動をしていきたいと思っております。

 

●PIARAS親善大使 河内さん活動トピックス●(2022/11/21更新)

東京都板橋区立赤塚植物園で開催された「こうぞのミニクリマスツリー」のワークショップにご参加いただきました。こうぞの皮をはいだ軸を再利用し、クリスマスツリーを作り、どんぐりや和紙で装飾。第三回PIARASワールドベアコンテスト2022の受賞ベアと一緒の記念撮影など、園内での撮影にもたくさん協力いただきました!

 
 
 
 
 
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小津和紙での花紙絵教室の告知チラシを作ってくれました。文庫和紙という手漉き和紙による美しいユリの花です。和紙をちぎるのが慣れてどんどんと上達されています!

※花紙絵教室は、毎月第四水曜日の午前10:00から
日本橋の小津和紙にて教室開催中です。詳しくはこちら

母の日に向けて、社会福祉法人さぽうと21の自立支援を受ける定住外国人の子どもたちを中心に、PIARAS協力のもと”和紙で作るカーネーション”作りをzoomで開催! 事前にお送りした製作キットを使って、実際の製作画面を見せながら、子どもたちが楽しみながら和紙に親しむ機会を作っていただきました。

 
 
 
 
 
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PIARASがコーディネートしている「三浦和紙を考える会」の楮皮を持って、
河内さんと一緒に埼玉県小川町の小川和紙 「久保製紙」 さんに訪問!
久保製紙の久保孝正さんから、楮(和紙の原料)から手漉きの和紙ができるまでの過程をとてもわかりやすく教えていただきました。
現在、小川和紙とアーティストのコラボアート展が5/29まで開催中です。
↓↓↓↓
【Art on Ogawa-Washi Size A4 Project 第七期展示会】
会期 3月19日(土)~5月29日(日)10時~16時 (月)(火)定休日
会場 紙すきの村ギャラリー
会費 無料
 
 
 
 
 
 
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手漉き和紙の和紙花作りに挑戦!
花びらには京都の丹後和紙 
葉っぱには島根の石州勝地半紙を使っています。

 
 
 
 
 
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手漉き和紙を使った封筒作りに挑戦!いろいろなシーンに活用できそうですね。

 
 
 
 
 
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河内さん自作のPIARASベアの紹介をムービーにして、TikTokやInstagramで作っていただきました!すぐに観られてとってもわかりやすい動画です。みなさんもぜひフォローしてくださいね。

@aikikawachi

PIARASベアー🧸 親善大使もやっているので、初めてTikTokでも紹介させてもらいます🥰こちらキットになってて誰でも気軽にかわいいのかっこいいの作れちゃう💕 私のリンクからPIARSページ飛んで詳細ぜひ見てみてください🧸URL→【http://piaras.org/】#伝統文化を守りたい #washi #japan #japane #おすすめにのりたい

♬ Cute March – LeaFie

 

「ミス・ワールド・ジャパン」のFacebookでも紹介!(2022/3/10)

 

横浜の西洋館・エリスマン邸のクリスマス展示制作に協賛!(12/1-25)

2022年のPIARAS設立10周年に先駆け、横浜の西洋館・エリスマン邸のクリスマス展示の一環として、和紙花、ステンドグラス、こうぞのツリーなどを制作しました!

エリスマン邸を設計したチェコ出身の建築家、アントニン・レーモンド氏の妻ノエミさんが、軽井沢のセントパウロ教会などに和紙ステンドグラスを遺したということで、その再現を施しています。使用和紙は、光の透過が美しく水貼りしやすい本美濃薄を選択。

また、PIARASが運営している「花紙絵®」講師による和紙花装飾を会場各所に配し、手漉き和紙の良さを多くのゲストにご鑑賞頂きます。エリスマン邸様のご協力により、日本全国の和紙を使った室内装飾を実現いたします。

本展示のコンセプトの中心にあるのは、美しく温かいものを生み出す「手仕事」。チェコからはガラス工芸や藍染、横浜元町からは家具職人の「手仕事」で作ったハイクオリティの木製オーナメントや、横浜ならではの切り子グラス。その中に、チェコとの関係が意外なところにあった日本の手漉き和紙が仲間入りさせて頂きます。

会期:2021年12月1日~25日

詳細はこちら:

  

■和紙花
手漉き和紙で作るお花「花紙絵®」の認定講師による和紙花を、team-K フラワーデザイナー川上りか様のアレンジにて、エリスマン邸の空間装飾に使って頂きました。

 

【ポインセチア 赤】
使 用 和 紙:丹後和紙(京都府)
和紙花制作者:花紙絵認定講師 川上則子/増本京子

【ポインセチア 白】
使 用 和 紙:泉貨紙(愛媛県) /能登仁行和紙(石川県)/二俣紙(石川県)
和紙花制作者:花紙絵特別認定講師 オニール陽子
       花紙絵認定講師 エルナンデス美紀/菅原幸代 

■こうぞのツリー
本企画のコーディネーターteam-Kのインテリアデザイナー栗栖信子様のコーディネートのもと、エリスマン邸のサンルームに美しく飾って頂きました。
PIARASは2013年より、奈良県吉野町の和紙職人、福西正行さんのご協力を頂いて楮栽培支援活動をスタート。和紙制作の副産物である楮の軸に価値を作るため、その美しさを生かした造形作品を通して多くの方にその存在を伝えてまいりました。特に、草月流家元を始め、東京北支部の先生方のご理解のもと、様々な場所で展示、普及頂きました。

 

使用和紙:
楮:吉野和紙 (奈良県)
鉢:能登仁行和紙(石川県)
和紙花:泉貨紙(愛媛県)/能登仁行和紙(石川県)/二俣紙(石川県)
ツリー制作者:
PIARAS会員 鈴木祐子(草月流師範)/柳田嘉子(草月流師範)

  

■和紙のステンドグラス
エリスマン邸を設計したチェコ人・レイモンド氏が手掛けた軽井沢や北海道の教会の窓ガラスに、ノエミ夫人が和紙を使ってひし形とクロスの連続した模様をガラスに施したものが現在もまだ残っています。ノエミ夫人のこの仕事を、エリスマン邸で再現して欲しいということで、team-K様よりPIARASにお声がけいただきました。
ガラス貼りの墨だし作業には本展示のコーディネーターteam-Kの梶田恵臣様にお願いしました。また、真ん中に飾ってある大きなリースは、フラワーデザイナーの川上りかさんの作品です。
本展示のPIARAS和紙装飾制作部分においては、活動主旨にご賛同頂いた本美濃紙保存会様にご協力を頂きました。

 

PIARASへの制作協力:本美濃紙保存会
使用和紙:本美濃紙薄(岐阜県)
ステンドグラス制作者:
PIARAS会員 品川なつ(屏風作家・書家)/鈴木貴久美
PIARAS   斉藤里織(花紙絵特別認定講師)

 

■楽譜入れ引き出し
古めかしい楽譜入れの引き出しから、今にも飛び出してきそうな手漉き和紙。team-K様の絶妙な装飾に使って頂いたこれらの和紙は、伊勢和紙(三重県)、烏山和紙(栃木県)、石州勝地半紙(島根県)、成島和紙(岩手県)、能登仁行和紙(石川県)、二俣紙(石川県)、山中和紙(岐阜県)。
PIARAS設立以来、毎年恒例で行っている「手漉き和紙の里を訪ねる旅」で伺った産地です。どの産地の職人さんも、ご家族と共にとても親切に迎えて下さいました。一枚一枚の和紙を眺めていると、産地の風景や美味しい食べものや水、肌で感じた伝統や歴史を思い出します。
 

 

■和紙講習

山手西洋館世界のクリスマスイベント期間中に、各館で講習会が開かれています。その中で、エリスマン邸では、team-Kのフラワーデザイナー川上りか先生と共に、PIARAS木南有美子が手漉き和紙を使ったものづくり講習「冬の花ウッドボードデコレーション」講習会も開催いたしました。本講習会は、本美濃紙保存会のご協力を頂きました。

同じ材料なのに、皆さんがそれぞれ工夫されて個性的な仕上がりに。素敵な作品が完成しました。ご参加頂きありがとうございました。


日程:12月4日(日)13:00~15:00
   12月8日(水)13:00~15:00
講師:木南有美子(PIARAS代表)
会費:5000円

小川和紙(埼玉県) 緑の葉
西ノ内和紙(茨城県) 紫色の花
本美濃紙薄(岐阜県) 白い花
吉野和紙(奈良県) 楮のスワッグ

 

「神奈川新聞」に三浦市での取り組みが掲載!

「神奈川新聞」朝刊14面(2021年11月30日付)「みんな三浦びと」コーナーで、PIARAS楮栽培支援活動コーディネーターとして木南が関わっている三浦市での手漉き和紙作りが紹介されました。三浦半島は、四方を海に囲まれ、ミネラルをたっぷり含んだ地下水が豊富な場所と伺っています。2月4日には、市からお声かけ頂いた参加者と共に楮蒸しや皮剥ぎ作業を行う予定です。

受賞作発表!「第二回PIARASワールドベアコンテスト2021」

昨年に引き続き、全31作、インスピレーションが刺激されるような、創作意欲あふれる作品が出揃いました!ご参加いただいた皆様、大変感謝いたしております。ぜひ、ご自身のSNSでベアの写真をUPしてくださいね!


【グランプリ】 「いろいろ楮ベア」 木村まどかさん(東京都)
いろいろな産地の未晒楮紙を使いベアちゃんを作りました。
   

【PIARAS賞】   「和紙の里のくま」 東平弥生さん(奈良県)
今回製作するにあたり、和紙のしなやかで丈夫なところ、風合いに改めて感心しました。くまの天使の羽根にはそんな和紙の良さを生かして毛羽立ってふわふわとした感じが出るようにしました。また「和紙」の「和」は「平和」の「和」でもあると思い、くまに持たせたショルダーバッグに「和」の文字を入れてみました。また吉野は桜で有名な吉野山がある場所なので、ショルダーバッグに桜の枝を刺してみました。



【楮栽培支援賞】   「パンフルート・ベア・トリオ」日本ルーマニアパンフルート協会さん(東京都)  
パンフルートの演奏をしようと観客の前に並んだ、仲よしのベア3体を表現しました。パンフルートがよく演奏されているルーマニアの民族衣装を着せたベアをはじめ、それぞれのベアには、楮の軸を使ったものなど異なる種類のパンフルートを持たせ、シンプルな楽器ならではの個性を表現しました。
   


【ワークショップ賞】※受賞者五十音順
「イエローエンジェル」 大嶽恵さん(東京都)
緊急事態宣言がようやく明け、大好きなビタミンカラーのイエローからパワーをたくさんもらい、元気に過ごしていけるような御守りベアを作りました。  


「明るく可愛く元気よく」 尾形有衣子さん(千葉県)
色のグラデーションを意識し、ベアがより明るく元気に見えるようにしました。また背中の羽が印象的になるよう自然をイメージし、黄緑の和紙で装飾しました。  
   

「探険が大好きな探険くん」 村椿愛莉さん(東京都)
羽根を大きく見せること、風が吹いているように帽子を見せること。
   


【手漉き和紙の匠賞】※受賞者五十音順
「夕焼けに染まったベア」 瀬下加緒里さん(岐阜県)
使用したのは淡くむら染めされた和紙。綺麗な空の色をしていたので、そのままベアも夕焼けの色に染まったようなイメージで作りました。和紙の元々のグラデーション感を出したくて、何回も重ねています。透けるような薄い和紙なので、色味の調整はなかなか大変でした。マフラーの模様は、お気に入りの格子柄の落水紙。
   

「彩りつつむ」 森島花さん(東京都)
たくさんの色和紙で彩られたベアを、自作の薄い和紙で包み込みました。東京戸倉和紙メンバー・美術作家として手漉き和紙を用いて制作しています。
   


【フォトジェニック賞】  
「森の活版印刷所」 後藤明美さん(岐阜県)  
足の裏に♡つけました。
 


全応募作品はこちら ※クリックすると拡大します  

 

第92回 東京ギフト・ショー出展協力について

和紙商品の卸売を行う岐阜県のアーテック株式会社様との商品開発が実現いたしました。
本美濃紙を使ったインテリア商品「花の間」です。

PIARASの木南が和紙花の制作に協力し、美濃和紙の持つ凛とした強さと美しさ、花のありのままの自然の美しさを生かしひとつひとつ手作業で丁寧に製作しています。そのまま箱ごと小さな花の空間として飾ったり、一輪を花瓶に入れて飾ったりと、お好みに合わせてご使用いただけます。

<開催概要>
○期間:2021年10月13日(水)~15日(金) 10:00~18:00 (最終日17:00)
○場所:東京ビッグサイト・東京国際展示場(東京都江東区有明3-21-1)
○出展社:アーテック株式会社
○小間番号:南展示棟 4階 T26-03


※ご来場の際は、お名刺をご持参いただき、 会場にて当日登録が必要となります(入場無料)。


<木南コメント>
産地によって原材料や漉き方の違いもあり、いろんな手漉き和紙がある中で、個人作品で一番多く使っているのが薄美濃紙(岐阜県)です。水に浮遊している楮をそのまま掬い上げて一枚の和紙にしたような、とても軽やかな透明感と艶があります。手に触れるとシャラシャラを音がする、その様子は花びらそのものです。ちぎり絵の手法でハサミは使わずに指先でちぎるので、花や葉の輪郭の縁に細かい繊維が立ち上がります。

多くの伝統工芸品が抱える問題として国産原料の不足がありますが、この花を作っている本美濃紙は間違いなく国内産の楮が使われています。漉き手の職人さんも良く存じ上げているので、時々思い出しながら手を進めます。私のものづくりは、そこにある様々な存在を意識しながら、ひとつひとつの工程を織り上げる感覚で作ります。日本の原風景や、手作業の連続から生まれる温かさを、このお花から感じて頂けると嬉しいです。



【第9回 手漉き和紙の里を訪ねる旅―鹿児島県蒲生和紙編】


・日程:2021年9月24日(金)~25日(土)

・内容:蒲生和紙工房(鹿児島県姶良市)見学

6月からプランを立てていた中、緊急事態宣言中の旅になりましたが、 ワクチン2回接種、日程の2週間前からの検温など コロナ対策を行っての実施といたしました。

蒲生和紙のお話を伺った後、紙漉き体験。 紙料原料はカジノキ。(資料によれば昔は楮が使われていました)  蒲生和紙工房では、白皮和紙などシンプルな和紙を作っており、 芸術ばかりでなく、事業用として油濾し紙、 お茶のふうろ紙、焼酎のラベルなどにも使われています。 身近にある材料を利用し、地元産業を支えるなど、昔ながらの需要と供給が成り立っている産地です。 周辺には、国特別天然記念物日本一大きなクスノキを持つ 蒲生八幡神社や、国登録有形文化財山田の凱旋門、 西郷さんが決断をした腰掛石などがあり 観光を楽しみました。

PIARASでは、手漉き和紙をひっくるめた土地の文化を まるっと味わうことが、その土地で作られた和紙を知ることに 繋がるという考えのもとで楽しく和紙旅を行っております。 当然、美味しいものもついてきます。 なぜならば、和紙は水の綺麗なところで作られるから。 水が良ければ全てよし!古今東西、豊な水の周りには多くの 文化が誕生するのです!

◆これまでのPIARAS名物 手漉き和紙の旅を振り返り

・第一回 岐阜県美濃市 美濃和紙 美濃竹紙工房 大光工房*今では美濃の要人、辻さんのガイド付き旅 今日獲ったしし鍋(いのしし)を堪能

・第二回 奈良県吉野町 吉野和紙 福西和紙本舗*福西さんガイドによる“弾丸眠れない”和紙旅、 夜間・早朝金峯山寺参拝、22時スタートの吉野葛体験

・第三回 島根県江津市 石州勝地半紙*岩見神楽を観賞、さとみさん手作りの献立10種類を越える超豪華地元食材のランチに舌鼓

・第四回 石川県輪島市 能登仁行和紙*哲学の宿“さかもと旅館”、輪島港水揚げの新鮮お寿司、NHK朝ドラ“まれ”ロケ地巡りの旅

・第五回 岩手県花巻市 成島和紙 成島和紙工芸館*源泉かけ流し温泉、走行距離最長、1泊岩手県縦断!東日本大震災被災地の海岸線を辿る旅

・第六回 岐阜県飛騨市 山中和紙 *近谷さんによるガイド、世界一のパン屋の行列に並んで買い物、白川郷の温泉と民宿、The NIPPONを楽しむ

・第七回 三重県伊勢市 伊勢和紙 大豐和紙工業*中北さんガイドによる混まない道で巡る伊勢神宮参拝。伊勢市内観光。英虞湾クルーズ。伊勢海老のお刺身

・第八回 栃木県那須烏山市 烏山和紙会館、和紙制作現場見学 *鷲子山上神社参拝 周辺の景勝地の立ち寄り

 

 

「第二回PIARASワールドベアコンテスト2021」作品募集開始!


第一回受賞作品はこちら:


[概要]
昨年に引き続き、創作意欲がいっぱいのあなたがお家で楽しめる「第二回PIARASワールドベアコンテスト2021」を開催!PIARASベアと手漉き和紙を使って作った、あなたのベアの写真を送ってください!過去のワークショップで作っていただいたベアの写真も大歓迎です。

~【グランプリ賞品】PIARASベア10体をプレゼント!~
また、来年のコンテストまでの1年間、各受賞作はPIARAS公式サイトやSNSでご紹介!

※「PIARASベア」とは:


[エントリー方法]※エントリー無料※

https://formok.com/f/a6bbx7t2

上記URLにアクセスいただき、応募フォームより、PIARASベアを使った作品の全身写真(正面、横向き、背面)を3枚セットでご送付ください。
※写真のファイルサイズ:1枚につき3MB以内
※写真の枠にベアが十分収まるよう、3分の2程度の大きさを目安とする(写真参照)



[応募条件]
一部または全部に手漉き和紙が使われていること。
PIARASベアを使用のこと。装飾に使うもの・デザインは自由です。

※PIARASベア製作キットはこちらでご購入いただけます:
東京・日本橋 和紙の専門店「小津和紙」
ECサイト「minne」

※応募写真はコンテスト開催中SNSなどで使用させていただきます。
※コンテスト後、作品は返却いたします。




[スケジュール]
募集期間:2021年9月1日(水)~10月20日(水)日本時間24時

審査期間:2021年10月21日(木)~10月30日(土)
※写真1次審査通過後、2次審査に進まれる方には、ベア現物を事務局宛にご送付いただき、エントリー料1,000円をお振込みいただきます。こちらはベア本体ご返却の宅急便費用等に使わせて頂きます。

結果発表:2021年11月6日(土) PIARAS公式サイト上
(グランプリ・ワークショップ賞2点・制作テーマ賞2点、アーティスト作品(プロ・専門技術を施した作品)の発表)

審査員: PIARAS賛助会員、手漉き和紙親善企業、和紙アーティストの皆様
主催:特定非営利活動法人PIARAS―手漉き和紙を普及する会―
大会責任者:木南有美子、実行委員長:オニール陽子


※参考:第一回ワールドベアコンテスト2020
【グランプリ】
「吉野杉と桜染め和紙のベア」 福西初美さん(奈良県)

その他第一回受賞作品はこちら:




写真家・美術作家 宇佐美雅浩さんの作品に花紙絵®で制作協力

写真家・美術作家 宇佐美雅浩さんの作品に、PIARASの花紙絵®講師4名が、さつきの和紙花100輪制作で協力いたしました。作品の中でどのような形で表現されているか是非ご覧になって下さい。 和紙花は、石州勝地半紙(島根県江津市)、本美濃薄(岐阜県美濃市)を使用。

展覧会名:千葉県 「千の葉芸術祭」写真芸術展【CHIBAFOTO】―街をめぐる。写真に出会う。新しい世界が見えてくる。―
作品名:USAMI MASAO CHIBA 2021
会 期:8月21日(土)~9月12日(日)
会 場:そごう千葉店9階 滝の広場(千葉県千葉市中央区新町1000番地)
入場料:無料
詳細はこちら:

宇佐美雅浩氏プロフィール:
1972年千葉県千葉市生まれ。1997年武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科卒業。 様々な地域や立場におかれた人々とその人物の世界を表現するものや人々を周囲に配置し、仏教絵画の曼荼羅のごとく1枚の写真に収める「Manda-la」プロジェクトを大学在学中から20年以上続けている。主な個展に、2017年「PAFOS2017」(キプロス)、2017年「広島アートスポット Vol.4 宇佐美雅浩」(旧日本銀行広島支店、広島)、2016年「ART PHOTO TOKYO -edition zero-」(ミヅマアートギャラリーブース、茅場町共同ビル、東京)、2015年「Manda-la」(ミヅマアートギャラリー、東京)、2015年「広島・長崎被爆70周年 戦争と平和展」(広島県立美術館)がある。
※宇佐美 雅浩氏公式サイト:
ミヅマアートギャラリーサイト:





全日本ヨガ連盟の地方創成プロジェクト「ヨガの聖地®」認定賞状制作

PIARASの新しい活動のご紹介をいたします!
日ごろからPIARASを応援下さっている全日本ヨガ連盟の地方創生プロジェクト「ヨガの聖地®」活動に、聖地認定賞状の制作でPIARASが参加いたしました。

2021年6月に「ヨガの聖地®」となった「東京スカイツリー®」。東京で育った楮100%の「東京戸倉和紙」を使い、株式会社トキワ様の美しい金箔押しをあしらい認定賞状を制作いたしました。認定賞状は、今後各地八十八か所の認定にあわせ、地元産の手漉き和紙を使ってPIARASが制作してまいります。

東京戸倉和紙:
東京都西多摩で育った楮100%を手作業で原料処理、紙漉きしたものです。伝統的な作業工程で丁寧に作られた和紙は、空気を含んだ軽やかさ、丈夫さ、風合い、植物本来の生成り色が特徴です。大都市にも昔ながらの手漉き和紙技術が受け継がれています。
東京手すき和紙工房 職人 北村春香さん

手漉き和紙の箔押しのポイント:
数回にわたる印刷工程で、箔押しの位置の精度、均等な押し圧に細心の注意を払います。手漉き和紙の特徴でもある長い繊維が絡まる紙面に、美しく印刷・箔押しするには高度な技術が必要となります。今回手漉き和紙に“精密な線の箔押し”という難しい技を用いて制作実現して下さいました。
(株式会社トキワ 若林陽介さん)

※一般社団法人全日本ヨガ連盟サイト:





【手漉き和紙で作ろう★わくわくワークショップ!薔薇のコサージュ】

一枚一枚手で漉いた和紙で作る和紙の花。
楮の繊維がたくさん入って、柔らかいのに丈夫です。
和紙を通して楮の柔らかさが伝わってきます。
和紙のもつ風合いにより、生花とは違った花の良さを感じさせてくれます。


・日時:2021年9月5日(日)14:00〜16:00

・場所:杜のまちや(東京都板橋区南常盤台2-4-1)
※アクセス:東武東上線ときわ台駅南口 徒歩1分

・会費:2,200円/1名

・定員:10名(先着順)

・持ち物:お持ち帰り用の袋
※手ぶらで参加OK!制作に必要な道具はご用意しております。

・内容:
日本の伝統技術を守り続けている全国の職人さんたちが大切に作っている 手漉き和紙を使って、誰にでも簡単にできる華やかな薔薇のコサージュ(枝あり) を作ります。初心者の方にも優しく丁寧にお教えしますので、どうぞお気軽にご参加ください!
髪飾り・バッグチャーム・帯飾りなどアイデア次第でいろいろな楽しみ方ができます。 普段使いから、入学式、卒業式、パーティー、発表会にもおすすめです。

・参加申込先メールアドレス:info★piaras.org (★を@に変更してお送りください)
※お申し込み時に、お名前・ご連絡先をご明記ください。

・応募締切:8月28日(土)





【第9回 手漉き和紙の里を訪ねる旅―鹿児島県蒲生和紙編】

・日程:9月24日(金)~25日(土)

・内容:蒲生和紙工房(鹿児島県姶良市)見学(和紙体験は25日午後)

・対象:PIARAS 会員、集合場所に来られる鹿児島県近郊の皆様

・参加申込先メールアドレス:info★piaras.orgまでご連絡ください。(★を@に変えてお送りください)

※お申し込み時に、お名前・ご連絡先をご明記ください。
※他詳細は、参加ご希望された皆様に直接お知らせいたします。
※新型コロナウイルス感染症の影響により中止する場合があります。




【日本文化を伝えるオンライン講座】の講師をPIARASが担当

インド工科大学ムンバイ校(IITB)日本語講座を運営しているKooインターナショナル様のご依頼により、【日本文化を伝えるオンライン講座】の講師をPIARASが担当いたしました。

・日時:3月20日(土)

・内容:折り紙、和紙花、結婚式、桜

IITB 日本語講師の砂内先生の生徒様約20名が、日本の言葉と文化に触れることを礼儀正しく、楽しんで聞いて下さいました。中には、インド紙でお花を作り写真を送ってくれた生徒さんも!今回のような機会を通じて、日本のファンになって頂けると嬉しいです。

砂内先生、クーインターナショナル小林さんと、PIARAS 木南 (英語説明:オニール)

オンライン講座中の風景。
桜の花には、吉野和紙 の 草木染め和紙 を使用 (福西和紙本舗) 

参加者のソナリさんが作った折り紙とお花
日本の結婚式(茨城県 潮来、水郷の 嫁入り舟)
手漉き和紙ブーケSAKURA(PIARAS 花紙絵(R)教室)
過去の活動実績写真も紹介
(一例:海外でも知られる「ミス・ワールド」との取り組み
(2014日本代表 河合ひかるさん、2014・2015年準ミス・ワールド日本代表 吉岡仁美さんとのブーケ撮影)

 

 

 

 
 

【PIARAS木南がラジオ出演】

インターネットラジオ「鳥越アズーリFM」の番組「Junkoのアート☆シンキング」に木南がゲスト出演し、手漉き和紙造形作家として、武蔵野美術大学在籍時のこと、職人さんたちとの関わり、花紙絵、PIARASベア、ご朱印帳、羽衣など、ヨガとのつながりなど、さまざまな方やモノをご紹介しました。

・日時:2月16日(火)14:00~

リユース、東北支援がテーマのPIARASベア

手漉き和紙で作った和紙花もご紹介しました

 

 

【日本文化を伝えるオンライン講座】の講師をPIARASが担当

インド工科大学ムンバイ校(IITB)日本語講座を運営しているKooインターナショナル様のご依頼により、【日本文化を伝えるオンライン講座】の講師をPIARASが担当させて頂きました。

・日時:12月19日(土)

・内容:オリガミ(鶴と箱)、ちぎり絵の製作

IITB 日本語講師の砂内先生の生徒様、30名募集をはるかに越えたご応募があったそうで、インド若者の日本文化への関心の高さがうかがわれました。リクエストのオリガミ(鶴と箱)では、奈良県吉野町の福西和紙本舗の草木染め和紙。一般に売られている折り紙との比較をご覧頂きました。ちぎり絵では、京都丹後の田中製紙所の色染め紙を使用いたしました。PIARASは、インド工科大学ムンバイ校で、2013年~2014年に行われたMoodindigo、2019年Japanese Caltural Workshopと、手漉き和紙の文化をインドの皆様にお伝えしてきました。

【PIARAS木南が全国手漉和紙用具制作技術保存会の井原会長を訪問】

2019年に手漉き和紙を作る用具技術を未来に残すために活動をなさっている、全国手漉和紙用具制作技術保存会 の井原圭子会長(愛媛県新居浜市)を訪問。紙漉き技術の継承には用具技術も二人三脚で取り組まなくてはいけないことを、広く伝えるために井原会長は日本全国をめぐられています。

 

【カナダ支部の檜原恵さんの活動が、EJCA※様のサイトで紹介】

カナダ支部の檜原恵さんの活動が、EJCA(Edmonton Japanese Community Association;以下EJCA)という、エドモントンの日系コミュニティのサイトで紹介されました。

コロナ禍におけるオンライン対応も新しい試みでした。小津和紙様からは、海外における和紙の普及活動ということで材料のご提供を頂きました。手漉き和紙のものづくり講習は今後も行われることになったそうです。

※以下、EJCA公式サイトより抜粋—————————————————-

「和紙で作るマスク」ワークショップを終えて  檜原めぐみ

エドモントン日本文化協会において11月7日、「和紙で作るマスク」のワークショップを行いました。この度は、22名(オンライン受講者を含む)の方々が参加されました。 一枚一枚 職人の手で作られる日本の伝統工芸品「手漉き和紙 」の繊細で、美しく、小動物のようなぬくもりと優しさを、実際に肌で感じて頂けたのではないかと思います。 コロナ禍でも、和紙を通じて皆さまと有意義な時間を過ごすことが出来ました。 あいにくの大雪の中ワークショップに参加頂いた皆さま、ありがとうございました。

PIARAS カナダ支部長檜原めぐみ主催 EJCA(エドモントン日本文化協会)協力 小津和紙(千代紙のご提供)https://www.ozuwashi.net/

後援 PIARAS―手漉き和紙を普及する会―http://www.piaras.org/

Facebook: https://www.facebook.com/npopiaras/#小津和紙#エドモントン日本文化協会#檜原恵

 

【鹿児島県姶良市蒲生 蒲生和紙工房を訪問】

 

和紙原料はカジ、ネリはトロロアオイ、湧き水(地下水)を使用、和紙の種類はシンプルで黒皮紙、荒紙、黒皮紙など。地元産業でもある、焼酎のラベルや、油濾しの和紙(菜種油や椿油)、お茶のふいろかみ、花火、また、初午祭りで使われる“ポンパチ”という太鼓などに使用されています。

16代小倉正裕さんは、昭和50年生まれの若い職人さん。15代の野村正二さんは正裕さんのお祖父さんの兄弟にあたります。正裕さんが作った和紙は、“鹿児島の和紙”として地元の産業に利用されています。手漉き和紙の職人さんに共通している地元愛が、お話の中から強く感じられました。薩摩の武家の副業として発展した手漉き和紙です。

 

【第8回 手漉き和紙の里を訪ねる旅―栃木県烏山和紙編】

・日程:9月26日(土)

・内容:烏山和紙会館、和紙制作現場見学

※鷲子山上神社参拝 周辺の景勝地の立ち寄り

今年は新型コロナウイルスの影響で、和紙旅は感染対策に配慮しながらスタッフのみの最小人数で実行、日帰りでの実施となりました。栃木県「烏山和紙」を製作する福田博子さんの八溝の和紙作りについてのお話を頂いた後、年間3万枚の発注がある卒業証書の和紙作りで忙しい作業場へ。圧搾、ナギナタビーターなどの工具。紙料、トロロアオイ等の原料。那須判と呼ばれる簀などの道具を見学。そして、特別に「那須楮100%の紙漉き体験」やハガキ製作体験をご用意頂きました。その後烏山和紙会館へ移動し、手漉き和紙のお買い物。東大寺二月堂のお水取りの紙衣(本物)も拝見しました。天皇家の御用邸も近く、大変興味深い和紙の里を楽しみました。

https://youtu.be/TseQVxfNb3Y

◆これまでのPIARAS名物 手漉き和紙の旅を振り返り

・第一回 岐阜県美濃市 美濃和紙 美濃竹紙工房 大光工房*今では美濃の要人、辻さんのガイド付き旅 今日獲ったしし鍋(いのしし)を堪能

・第二回 奈良県吉野町 吉野和紙 福西和紙本舗*福西さんガイドによる“弾丸眠れない”和紙旅、 夜間・早朝金峯山寺参拝、22時スタートの吉野葛体験

・第三回 島根県江津市 石州勝地半紙*岩見神楽を観賞、さとみさん手作りの献立10種類を越える超豪華地元食材のランチに舌鼓

・第四回 石川県輪島市 能登仁行和紙*哲学の宿“さかもと旅館”、輪島港水揚げの新鮮お寿司、NHK朝ドラ“まれ”ロケ地巡りの旅

・第五回 岩手県花巻市 成島和紙 成島和紙工芸館*源泉かけ流し温泉、走行距離最長、1泊岩手県縦断!東日本大震災被災地の海岸線を辿る旅

・第六回 岐阜県飛騨市 山中和紙 *近谷さんによるガイド、世界一のパン屋の行列に並んで買い物、白川郷の温泉と民宿、The NIPPONを楽しむ

・第七回 三重県伊勢市 伊勢和紙 大豐和紙工業*中北さんガイドによる混まない道で巡る伊勢神宮参拝。伊勢市内観光。英虞湾クルーズ。伊勢海老のお刺身

 

【YouTubePIARAS チャンネルをスタート!】

これまで、PIARAS サポーターの皆様と作ったいろんな動画を整理しアップしております。是非、ご覧ください。

https://www.youtube.com/channel/UC5n-pc_VH2r_K57tRbgpDCQ

 

【7/5 第一回ワールドベアコンテスト審査結果発表!

企画初回にもかかわらず、総勢48作、3歳から72歳という幅の広さで、各地から心のこもった力作が出揃いました。
ご参加くださいました皆様に感謝いたしております。ぜひ、ご自身のInstagramでベアの写真をUPしてくださいね!

【グランプリ】
「吉野杉と桜染め和紙のベア」 福西初美さん(奈良県)

来月産まれてくる孫を思い浮かべて、吉野杉皮和紙と生漉き和紙、桜の草木染め和紙を使って、娘と一緒に楽しんで作らせていただきました。世界平和を願っています。

【ワークショップ賞】
「ありがとう」 齋藤知子さん(宮城県)
宮城県山元町在住です 震災後、子供広場で、ワークショップを開催してくださった時に作りました。皆さんからの優しさを抱きながら、彩りある人生に飛びたとう!と、翼があるカラフルなベアに。復興を遂げた山元町の苺と、遠くを見つめるのは、青い海と、新市街地。お陰様で、元気な町になりました。ありがとうございました^_^

「卒業の春」 森田泰司さん(茨城県)
ピンクやイエロー、淡いグリーンなどを使い、優しさ、あたたかさ、明るさ、柔らかさをイメージさせる色合いにしました。今後、明るい夢と希望に向かって、さらに前に進んでいけるよう、晴れ晴れとした作品にしました。

【ペアベア賞】
「ウェディングベア」 南迫佳子さん(東京都)
結婚式のウェルカムベアとして2人で製作しました。ベアのカラーはお互いのお色直しのドレスとタキシードをイメージしています。ベアにはベビーリングをリボンに通してネックレスに。ベビーリングは実際のマリッジリングと同じデザインなので、私たちの中でこれをつけることでより特別感がでました。ベアたちを見るたびに主人と一緒に作ったことや結婚式のことを思いだしています。
※本来は一体での応募だと思うのですが、2体セットが私の中ではマストだったので、2体で応募させていただきました。

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【楮栽培支援活動賞】

「なないろベア」 斎藤麻衣子さん(東京都)
新緑の季節に吹く風と光を表現したいと思い制作しました。和紙を重ねて貼ったことでふわふわした手触りのベアに仕上がりました。背中の羽は、楮の葉を表しています。ピアラスベアには、自然と人の手で生み出された和紙ならではの温かさがあります。これからの暮らしの中で和紙がもっと活かされて、その作り手との繋がりが生まれますようにと願いを込めました。

【SDGs賞】
「Nature Beauty and the Bear」 世良マリカさん(東京都)
和紙の柔らかな感触が、自然と優しさを連想させる緑とピンクをより引き立てることを意識して作りました。見る人が温かく優しい気持ちになってくれるような作品に仕上がったと思います。

アーティスト作品
「今こそひとつの輪になろう」 灯り作家 坂本尚世さん(奈良県)
新型コロナ患者様を受け入れ医療に従事する皆様に感謝を込めて、吉野福西和紙さんの藍染のブルーの和紙を使いブルーベアにしました。持っている大きな輪は、「今こそ世界は一つの輪になり、新型コロナウィルスを収束させよう」という願いを込めて。この輪は吉野ひのきを編んで作りました。コウゾの繊維の長さをいかし、ベアの毛のフワフワした感じが出せたらと思い、小さくちぎり半分浮かせながら張り込んでみました。羽根は葉っぱの形に切っています。ハートは感謝と愛を込めて♡

「星に願いを」手漉き和紙職人 八島明子さん(埼玉県)
夏の楽しみと言えばお祭りです。和紙のふるさと埼玉県小川町では、毎年7月に和紙が彩る七夕祭りが行われます。お祭りの日が近づくと町の人達は、子供から大人まで集まり、楽しみながら七夕飾りを作ります。また、短冊には沢山の願い事を書き笹に掲げます。しかし、今年は新型ウィルスの流行によりお祭りは中止となり、掲げられない沢山の願いをこのベアに込めて制作しました。

「Kintsugi bear」金継ぎ作家 藤野佳菜子さん(東京都)
世界で愛されるテディベアに伝統工芸の金継ぎをテーマに手漉き和紙で表現。羽には錫箔を貼り青海波を描きました。

第二回は2021年秋に開催予定!

■PIARAS ベアご購入はこちら:
小津和紙
https://www.ozuwashi.net/

minnne
https://minne.com/items/21809100

iichi
https://www.iichi.com/listing/item/1781191

■PIARAS公式サイト:http://www.piaras.org/news.html
■YouTube :https://www.youtube.com/watch?v=s_NLAdaD1QE


コンテスト概要
Covid 19における行動自粛は全国規模となり、それぞれのご家庭のあり方も大きく変化していらっしゃると思います。PIARASでは、創作意欲がいっぱいのあなたが楽しめるコンテストを開催。PIARASベアと手漉き和紙を使って作った、あなたのベアの写真を送ってください!過去のPIARASベアワークショップで作っていただいたベアの写真も歓迎。
PIARASサイトでご紹介します!

グランプリ特典  :PIARASマスコットとして1年間活動、
PIARASベアキット10体分進呈、手漉き和紙、その他。

[エントリー方法]
以下の応募フォームより、PIARASベアを使った作品の全身写真(正面、横向き、背面)を3枚セットでご送付ください。
※写真のファイルサイズは【1枚につき3MB以内】でお願いします。
※ベアは、【写真全体の3分の2程度の大きさ】でご撮影お願いします。

[応募条件]
手漉き和紙を使用することが条件、オリジナル作品、未発表作品であること。
ベア製作キットをご購入いただくか、過去のワークショップで作った作品も出品可能です
審査写真はコンテスト開催中SNSなどで使用させていただきます。

★PIARASベア製作キットご購入はこちら:



[スケジュール]
エントリー受付期間 
第1次募集2020年5月1日~5月25日
中間発表 
第2次募集5月26日~6月20日

写真審査後、本審査に進むベアを20体選出、作品実物をPIARAS本部に送って頂き、最終審査を行います。

審査期間      2020年6月21日~30日
グランプリ正式発表 2020年7月5日 PIARAS公式サイト

審査員:PIARAS賛助会員、手漉き和紙親善企業、和紙アーティストの皆様
主催:特定非営利活動法人PIARAS―手漉き和紙を普及する会―
大会責任者:木南有美子 実行委員長:オニール陽子







茨城県古河市立総和南中学校にて、卒業式の和紙花世界にひとつのマイフラワー講習を実施しました
3月12日(木)に行われる卒業式で使用!

3月3日(火)、茨城県古河市立総和南中学校の森田泰司校長の呼び掛けで、
PIARAS木南が、卒業式で卒業生154名が胸につけるお花を生徒自身が作る【世界にひとつのマイフラワー】制作授業を実施しました。
感染症対策要請のために休校が余儀なくされ、卒業式の開催自体も危ぶまれました。写真のように、手の消毒、マスクの着用が義務付けられ細心の注意を払っての対応でしたが、こんな異例な社会環境の中で行う卒業式だからこそ、生徒の心に残るものができれば、ともの作りの時間に価値を見いだし、この機会を下さった総和南中学校の皆様、ありがとうございました。詳しくはこちら





【開催中止】東京都下水道局 三河島水再生センターさくら観賞会 手漉き和紙もの作り教室

PIARAS発足以来、7年間毎春参加させて頂いている「さくら観賞会 」は、3月27日~28日開催)予定でしたが、政府の感染症拡散防止措置のため中止となりました。

毎年来場者が4000人近く集まり、リピーターも多い本イベントは、東京都の桜の名所であり、重要文化財の建造物も有する、魅力的な会場で行われます。
今年の手漉き和紙もの作り教室は、小津和紙 様(日本橋)からの材料ご提供を頂いて、
写真のようなオリジナルのポチ袋制作(無料ワークショップ)を行う予定でした。
今回はやむを得ずお休みとなりましたが、また、来年こちらの会場で皆様のお越しをおまちしています。